過払い金を取り戻そう
エポス(旧丸井)からの過払い回収
エポス(もとの丸井)に対して過払い金が発生していた場合、すんなり返してくれるでしょうか?
大手カード会社なので、弁護士が入れば、基本的には、かなり良い金額で返還されるケースが多いです。少なくとも元金満額、多くの場合は、ある程度利息を込みにした金額で和解ができます。(まず交渉開始日までの利息を計算し、そこから若干のカットでの提案をしてくることが多いです)
訴訟をしなくてもある程度利息を付けてもらえるケースが多い、今となっては珍しい業者といえます。(ただ、当事務所の場合、以前には訴訟を多くしており、それに対して業者が訴訟を恐れて比較的良い提案をしてくるようになったという経緯があり、どこの事務所でも同じ水準とは限りません)
また和解の場合の返金時期は、和解から2ヶ月後程度ということが多く、他の業者と比べて早い回収が可能だと言えます。
もっとも、利息込み満額に近い数値を求める場合は、もう少し時間がかかることがあるようです。
この業者について、問題なのは、平成8年以後の取引履歴しか開示されないことです。そうすると、平成7年以前から取引をしていた場合、平成7年までに払いすぎた利息はどうなるのか、という問題が生じます。
この点については、それ以前の取引についての記録(契約書、領収書、請求書など)が少しでもお手元にあれば、事務所に頂ければ、と思います。弁護士からエポス側に送ると、推定計算をしてくれます。ただ、まったく記録がないと、平成7年までの分については難しいといわざるを得ません。
もっとも、平成8年以後の分については上記のとおり返還状況は良好なので、まずはご相談いただければ、と思います。
以上のように、エポス(旧丸井)は、一般に、弁護士が、しっかりと交渉をすれば、平成8年以後の分については、過払い金の取り戻しは可能です。(また、平成8年以前の分についても、何らかの手がかりになる資料があれば、回収が可能です)
なお、旧ゼロファーストもエポスと合併したため、現在は旧ゼロファースト分の過払い金もエポスに請求することとなります。 (エポスに弁護士が介入すると、旧ゼロファースト分の記録も開示されるので、そのまま交渉に入ることになります) (平成25年3月記載、7月一部改訂。平成29年1月追記)
当コラムは一般的な解説であり、必ずしも個別の案件に当てはまるとは限りません。また、状況は常に変化しえます。それゆえ、当コラムを読んで判断の参考にされたとしても、当事務所で責任を負うものではありません。債務整理や過払い金返還請求については、当事務所まで直接、ご相談ください。個別の案件に即したご説明をさせて頂きます。なお、受任となった場合は、以後の交渉等は当方で行いますので、ご安心ください。
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